ハワイアンキルト

ハワイアンキルト
世界各地で独自の発展を見せたキルト工芸ですが、ハワイにおいても独自の発展をみせることになります。19世紀前半にハワイに伝わったといわれるキルトは、ハワイの美しい自然をモチーフに取り入れることで、他の地域にはない特徴的なデザインのものを生み出していきます。それはパンの木であったり、パイナップルであったりと、まさしくハワイを代表するものたちを織り込んだものだったのです。

独自の手法
モチーフ以外にもハワイアンキルト独自のものとして、その手法があります。パッチワークキルトをもとに発展したため、布を4、または8枚に折り畳んで切り抜き、そこに左右対称のデザインをアップリケするようになったのです。これがハワイアンキルト独自の手法で、これにより左右対称なハワイアンキルトの個性が生まれたのです。

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